英語の歌を「親が」歌えるようにする

小さな子どもに英語に触れさせたいと考えるご家庭で、まず思いつくのが「お歌」ではないでしょうか。何も英語でなくても、日本語でもお歌は赤ちゃんの頃から親しめる、とてもいいコミュニケーションツールですよね。

でも実際のところ、英語の歌ってなかなか難しく、結局 YouTube だったり、英語の歌が入っている音のでるおもちゃやピアノなんかで終わってしまっている…という家庭もよくあるでしょう。

そこで提案です。タイトルにもありますが「英語の歌を、子どもと一緒に、覚えるまで練習しよう」

要は、親が本気になるのです(笑) そして、子どもは、お母さん・お父さんの声が大好き。YouTube の美しい歌声のお姉さんよりも、親が歌うほうが、何倍も子どもは喜びます。さらに、YouTube は終わりがありません。子どもは「もっと見たい」とせがみ、見せてもらえないと泣き、仕方なくブルーライトを間近で浴びるようになってしまいます。中毒性のあるスマホをできるだけ近づけないで済むようになる、というのも親が歌えるメリットのひとつかと私は思います。また、例えば自転車に乗りながら、ベビーカーを押しながらでも歌える、いつでもどこでも楽しく英語に触れられるようにもなりますね。親の声は、タダで無敵です(笑)

さてそんなお歌の代表といえばもちろんコレ「ABCの歌」。

♪ A B C D E F G ~ ♪ と始まるのは大概の大人なら(何故か?)知っていますが、L M N O P のあたりが曖昧で、最後のほう V W … アレ?最後が分からない??となっている人も多くいるでしょう。

そして、このABCの歌、いろんなバージョンがあって、Z の後のフレーズがいろいろ存在します。なおさら、「どれが一番普通なんだ!」と憤慨し、分からないから結局やらずに終わってしまうのではないでしょうか。(実際どれも不正解ではなく、メジャーかそうでないかの差だけです)

なので、英語教育に携わって十数年の私が、一番使ってきた ABCの歌 をご紹介しますので、コレを、保護者さん、子どもと一緒に歌ってマスターしてみてください!

歌詞はコレです。

ABCDEFG HIJK LMNOP QRS TUV W X Y and Z
now I know my ABCs next time won’t you sing with me

歌詞の意味としては「アルファベット覚えたよ!次はキミも一緒に歌おうよ!」って感じです。

コツというか、難しいところとしては「LMNOP」が早いこと、「S」と「T」の間に間があること、「Y」と「Z」の間に「and」があること。そして最後の歌詞まるごとを覚えてしまうことがポイントでしょうか。

そして、この YouTube では、最後のところ now I know my 「ABC」 と「s」抜きの動画になっていますが、歌っているお姉さんはちゃんと「ABCs」と言っています。

メロディーは「キラキラ星」ですので、余裕のある方は、合わせてコレもどうぞ。英語できらきら星は「Twinkle Twinkle Little Star」と言います。

Twinkle twinkle little star
How I wonder what you are
Up above the world so high
Like a diamond in the sky
Twinkle twinkle little star
How I wonder what you are

動画は2番までありますが、1番だけで十分かもしれませんね。とにかく、親も一緒に、ちょっと本気で楽しんでしまいましょう♪