いつから始めるのがいいの?英語教育

こんにちは、店長ERIです。

子どもがお腹の中にいる頃から「子どもが大きくなる頃には英語が必要だろう」と思う方も多いですよね。例えば子どもが小学生になって、周りも英会話教室に通いだしたからウチもさせるべきかな?…と気になる方もいるでしょう。また、赤ちゃんの頃から英語を聞かせておいたほうがいいとか、英語耳は6歳までとか、耳の臨界期(物事を習得するのには適切な時期があり、それを逃すと能力を伸ばすのに限界があるという考え方)は10~12歳、などといろいろ言われていたりして、結局どうなんだろうと混乱してしまう人も。

実際、英語を始めるのに適した年齢があるのなら、それはいつ頃なのでしょう。

そこで、私はこう思います。

「英語やりたいと思った時なら、いつでもいい」

適当に答えているのではありません。実際本当にそう思うのです。そして、明確な年齢の答えを期待されていた方、すみません。

でも、先ほど言った「英語耳は6歳までにできあがる」のだとしたら、小学校高学年から英語を始めて、今スラスラ話せるようになった高校生は一体なんなのでしょう? 

LとRの聞き分けは、大人になってからだとできないと言われていても、だからといって絶対に会話に差し支えがあるとは言えません。例えネイティブレベルに聞き分けられなくても、前後の会話で何を言っているか予測もできますし、会話だってできるようになりますから。そう強く言えるのは、実際に私も、英語は社会人デビューで、子どもの頃なんて英語に一切触れていません。そんな時代だった…というのもあったでしょうが、留学はおろか、海外旅行も行ったことがありませんでした。学校で外国人の先生の授業をあったわけでもなく、公立小・中・高(普通科)しか出ていない私でも、できるようになったのですから、自信を持って言えるんです。「始めたいと思った時が、始め時」です。

でも、いつでもとは言っても、実際は小さな子どもが自分で「私、英語やりたい」と思うことは少ないですよね。周りのお友達が英語習ってて楽しそうとか、保育園に外国人のクラスメイトがいるなどキッカケがある場合もあるでしょうけど、それでも3歳児が英語習いたいと思うことは少ないと思います。そうなると、親が英会話教室に連れていくとか、YouTubeで見るとか、何かしら英語に触れさせることになるはずです。そう、キッカケがないのであれば、英語を好きになってもらうキッカケを作るのです。親がそう思った時ならいつでもいいのですが、どちらかと言うとそれは「早いほうがいい」と言えるでしょう。子どもが中学生になって、英語が苦手だと思うようになってからその意識を変えるのはちょっと難易度が増しますから。

ただ、何事にも例外は存在します。子どもが中学生でも、高校生でも、いや大学生であっても、例えば親が海外ドラマにハマって英語が好きになって、横で見ている娘も英語に興味を持った…という場合など。それはそれで良いと思います。だから、本当に人それぞれ、いつからでもいいんだと思うんです。

実際私の知人の英会話教室を経営している方のエピソードが面白かったので紹介します。「私が19歳の時、突然父が朝起きてきてハローって言ってきて。今日からお父さん、英語やるんだ!とか言ってきた!だから私も英語に興味を持つようになって、それから留学もして、今は英語の先生になっています」

ということで追記します。

「親でも子でも、興味を持った時がその家庭での英語の始め時」

ところで「始め時」なんて言ったら、英会話学校に通うみたいな大きなこと(?)を想像する方もいると思いますけど、子どもが小さければ英語の絵本を一緒にめくってみたり、家に英語のポスターを貼ってみるだけでも始めたと言えるかもしれません。野球が好きな小学3年生。いつ野球に興味を持ったかというと、2歳の頃お父さんと一緒にボール遊びをしたことかもしれませんし、テレビでプロ野球を観た時かもしれませんよね。気軽に考えていいと思いますよ。