こんにちは、Blue Tree English 店長の ERI です。
ここでは、英語教材や絵本を販売する傍ら、自身も英語育児中の母でもある私の育児日記をご紹介します。今回は「千里の道も一歩から」のまさに一歩目、娘が初めて口にした単語のお話です。
さぁ何を言ったのか気になるところ、それは…
cats
猫は猫でも、複数形! なぜ複数形なのか、実は答えは明瞭で、それは「使っているから」。
Do you like cats? I like cats.
「ネコさん好き?」のような質問ややり取りを、いつもしていたんだと思うんです。(Do you like ~? という文章では、cat ではなく cats と複数形を使うのが正しい文法。実はコレ、文章としては簡単なのに、結構知らない大人が多いポイントです)
また、なぜそもそも cat なのかもとってもシンプルに「いつもしていた」から。赤ちゃん向けの絵本には猫はよく登場しますし、さらに我が家には飼い猫もいるし、まさに cat や cats という言葉を自然に使っていたんですね。
日本語でも「ママ」「パパ」「マンマ」などが最初になるのは、いちばん触れている言葉だからではないでしょうか。「マ」は赤ちゃんが発しやすい音だから早い、というのもありますが。
まだ言葉を発することができないうちから、読み聞かせとしてやってきた成果がここで出たのだと思ったのでした。
ところで。
なぜか英語では apple が最初に覚える単語のように思ってしまっていませんか(笑)Aから始まる単語だし、どの教材にもまず apple が最初に出てくるし。書き取り練習などではまぁそれもそうかと思いますけど、赤ちゃんが初めて発する言葉にはなりにくいでしょうね。
私の体験談はこのぐらいにしておきましょう。
この話から、ここで、お伝えできる大切なこととしては、「子どもに言わせたいから」「英語をとにかく習得してほしいから」という目的で、その単語を連呼したり読み聞かせはしないほうがいいと思います。あくまでも自然体で、自然の流れで出てくる会話や言葉であるべきです。無理やり英語を入れようとしないことです。これは、後に、小学生あたりで英語嫌いを生む理由のひとつにもなります。(またその話は別記事ででも)
そして、何よりも英語は継続が肝心。でも、継続と言っても毎日絶対やらないとと力む必要はなく、できる時にやるというユルさがある意味大切だと思います。特に大変な赤ちゃんのお世話、子どもが1歳ともなると仕事復帰して両立が大変になっているママも多いかもしれません。長い子育て、のんびりと。これも継続のコツなのではないでしょうか。