まず親自身の行動を見直す

こんにちは、店長 ERI です。

親の背中は、子供が一番よく見ています。赤ちゃんなんて、まさにそう。おしゃべりのできない赤ちゃんは目を、耳を、五感をフルに使いママ・パパの様子を見ています。

我が家の娘も2歳ごろ、経験があります。突然「このタオルはパパの」と、取り込んだ洗濯物の中からパパがいつも使っているタオルを取り出し、パパに渡しに行きました。「なんでそんなん知ってんの?? いつの間に見てたん!!」と思った瞬間でした。

鼻をかむ、ゴミを捨てる、脱いだ服は洗濯かごへ…などなど、子供は親を見て学んでいきます。良い習慣も、そして残念ながら悪い習慣も真似ていきます。子供は真似っこの天才。

そうなると、勉強ができるようになってほしければ、親がまず勉強をするのが一番ということになりますね。でも、親がやっていないことを子供にだけやれと言うのは、なかなか理解してもらいにくいように思います。

もちろん、親は今さら学校に行かないですから、何もかもがこのルールにあてはめられるかと言ったら違いはしますが、基本、習慣や考え方、好きなモノや嫌いなモノなど、子供は親に影響を受けますから、子供にこうなって欲しいと思うことがあれば、親が率先してそれをやるといいでしょう。そしてそれをやるのが我が家では普通!となれば最高でしょう。

だから脱いだ靴下は、ちゃんと洗濯かごへ入れて欲しいなら、まず「パパよ、アンタちゃんとやってね。それから、裏返しのままじゃダメですよ」と旦那さんを教育する(笑)

逆上がりができるようになって欲しいなら、子供と一緒に公園に行き、まず自分が逆上がりをやってみる。(アカン、私もう若くないし無理かも…と思っても、やってみるという行動が子供を動かします)

人を思いやれる子供になって欲しいなら、まず自分が、今誰かを思いやり、行動する。

英語ができるようになってほしいなら、親がまず、ちょっと頑張ってみる。

などなど。

でも、そこでひとつ注意があります。それは「子供に期待しないこと」。

自分の子供であっても、彼・彼女は他人です。考え方は、あなたとは違います。だから、勝手に「あなたのためにやってあげている」と有難迷惑にならないように気を付ける必要があります。子供は空気を読むのも、ちゃんとできます。親からのプレッシャーは、ちゃんと感じ取ることができます。

自然に、親自身も楽しむ。それから「できなくてもいいや」ぐらいの余裕を持ち、物事に取り組むと逆に上手くいくような気がします。